日本人は「this is it」を聞くと、多くの方はマイケル・ジャクソンの死を思い出して、悲しい感情を抱くかもしれません。しかし、通常の英語では、基本的に「this is it」には二つの意味があります。それは、毎日ネイティブが耳にする「which is it?」という質問の答えです。そして、自分や自分の友達を励ます時に使う意味もあります。まず、ネイティブが毎日使う「this is it」の意味に焦点を合わせましょう。それは日本語に訳すと単に「これですよ。」という意味です。物を指差している時に、ネイティブはこのフレーズをよく使います。
二番目の意味は「まさにこれ」、「さあ、いよいよだ」や「これはチャンスだ」です。つまり、誰かが最後の戦いや最後のチャレンジに立ち向かう時にこのフレーズはぴったりです。「Here we go!」という英語のフレーズとは色々な共通点があるのです。
しかし、「this is it」だけを言う時には、一連の文章の中で「this is it」を使う時より力強く、ドラマチックな意味があります。例えば、Michael Jackson は以下のようにこの表現を使いました。
1. I just wanted to say that these will be my final show performances in London. When I say this is it, it really means this is it.
ただ私が言ったかったのは、これがロンドンで僕の最後のパフォーマンスです。これが最後だと言ったら、本当に最後なんですよ。
「this is it」というドキュメンタリーやCDのタイトルは以上の発言に由来しています。 しかし、「this is it」は以上のように文章中に使われている場合は、その意味は強調されません。「まさにこれ」より、「これは最後です」という意味のほうが合っています。従って、「this is it」がタイトルになった時には、そしてMichael Jackonの死の影響を受けて、もっと言葉そのものの力が強くなって、「最後のcomebackだ!」や「これで終わりだ!」という意味になりました。
norについて質問させていただきます。
I didn’t expect to pass, and neither did he. と
I didn’t expect to pass, nor did he. という2つの文で、
なぜ、norの前にはandを置かないのでしょうか。
コメントを有難う御座います。 2番目の文章では、”and nor did he”とも言ってもいいですよ。「and」がある文章はもう少しバランスを取っています。「and」がない文章はもう少し直接な感じを表します。I hope that helped.
Luke
聖書によると、もともと”It”は神の意思や神の御心を表している そうです。
そうすると、This is itは「これが神の意思だ。」とも訳されると思います。
そう考えると、This is itがシチュエーションによって、「まさにこれだ!」「さぁ、いよいよだ」「これはチャンスだ」「これで終わりだ」と日本語に翻訳されるのも納得がいきます。
アメリカやイギリスにはキリスト教を信仰している方が多いようですが、
このようなキリスト教的な観点からの解釈は間違いですか?
Hello 山田さん、
コメントありがとう御座います! とても興味深いコメントでした。英語のネイティブは「this is it」を使う時には、神様をあまり考えないと思います。そう言っても、昔「this is it」は神様に関係があったかもしれません。「This is it!」は運命に関係がありそうですね。そのため、山田さんは間違えていないと思います。
“nor”はnot”+”or”だと思っておりました。”and nor”に違和感を覚えてしまいます。
すっごい感動した。。。
マイケルの大ファンですがTHIS IS ITにこんな深すぎる意味があったなんて。。。
これが最後のCOMEBACKだ。なんて目頭が熱くなります。。。
どちらにしても、後ろ向きな表現ではないですよね
[…] 詳しくはこちらを参考に! 「this is it はどういう意味でしょうか? ネイティブが説明します。」 […]
[…] ※This is it.は非常にドラマチックな言い回しで、いま、私にはピタリとくる訳がないので原文まま記載します…ご参考:Eigo with Luke「this is it はどういう意味でしょうか? ネイティブが説明しま… […]
WHAT EVER!
昔「北斗の拳」(Fist of northan star)の英訳版を見ていた際に出てきましたね、This is it。「これでトドメだ!」という部分の訳に使われていました。
つまり「This is the finishing blow to kill you」の意味で、
This is it!と登場人物が叫んでいました。
日本人的な感覚では、どうもしっくり来ないんですが
(何がitなのか、という風に思ってしまうんですよ)
Michael Jackonの話のくだりで、なんとなく分かったような気がします。
This is it の本当の意味は〝人類への警告〟です。そして様々な意味が含まれてます。みんなで地球をもっと愛し、環境の事を自分達の責任でもっと真剣に考えようと。This is it は手遅れにならぬよう我々に警告を鳴らしているんです。〝君も僕らと手を携えてこの地球をもっと安全な場所にしていこうよ〟とマイケルジャクソンの親友であり、This it it コンサートの監督でもあるケニーオルテガ本人が言っていました。