「square」というスラングの意味と使い方、また「square」を使うフレーズ

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!


昔のアメリカでは、「square」は「誠実な」という意味になりました。現在、「誠実」を意味する「square」はいくつかのフレーズに出てきます。例えば、「fair and square – 公明正大」または「sqaure deal – 公平な扱い」です。

(皆さんが英語の発音練習が出来るように、例文を読み上げて、録音しました。録音したファイルは以下にあります。)

I beat you fair and square!
私は正々堂々と勝ったよ。

しかし、1940年から、「square」は地味な考え方、「in the box thinking」を表すようになりました。「square people」は「cool」ではなく交流なトレンドが理解出来ません。このスラングはまだ年上な人が使っています。若者は「dork」や「not cool」という言葉を使う傾向です。

He is so square.
彼はぜんぜん面白くないな。
Come on! Don’t be a square.
ねぇ、つまらない人にならないで!

最後に、「be there or be square」というフレーズがあります。これは、「つまらない人間になりたくないなら、絶対に来て下さい」という意味になります。

Hey, Johnny. Be there or be square.
ジョンニー、絶対に来てね。来ないと君はつまらない者だよ。

1 個のコメント

  • るーくさん、今日は!
    スポンジボムのアニメの題名がsponge bob square pantsとなっているのですが、これは真面目とか、融通が効かないという意味でしょうか?

  • コメントをどうぞ

    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。