虹は英語で何と言いますか? rainbowの意味と使い方

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!


「rainbow」という言葉はいくつかの英語表現に出てきます。多くのネイティブは虹について考える時、ノアの箱舟の物語を思い出します。その物語では、大洪水が終わった印として空に虹を掛けました。ですので、英語圏では、世界が救われたという象徴になります。

虹を見た時、英語でなんと言えばいいのでしょうか。

There is a beautiful rainbow over there.
あそこに美しい虹が懸かっているよ。
A rainbow appeared in the sky.
空に虹が懸かった。

注意してほしいことは、虹の橋は英語で、「bridge」ではなく、「arch」と言います。「rainbow bridge」という日本人がたまにいると思います。
次に、虹色は英語でなんというでしょうか。通常、「rainbow-colored」という言葉を使います。「multicolored」という言葉もありますが、それは虹に入った色だけではなく、「多色」という意味になります。虹色の例文をみてみましょう。

a rainbow-colored flag
虹色の旗

「rainbow-colored」を使う時には、ハイフンを忘れないでください。虹の七色は英語で、以下に書いてあります。
Red: 赤色
Orange: オレンジ
Yellow: 黄色
Green: 緑色
Blue: 青色
Indigo: インジゴ
Violet: すみれ色
去年アメリカでは、以下の虹についてのYoutubeビデオがとても人気になりました。ビデオを作った人はアメリカでキャンプに行って、虹を見て、圧倒されました。


彼はとても感動しています! 最後に「rainbow」を使った表現をみてみましょう。

over the rainbow
虹のかなたに

every color of the rainbow
色とりどり
At the feast, there were dishes in every color of the rainbow.
ごちそうには、色とりどりの料理があった。

chasing rainbows
かなわぬ夢を追う
Instead of chasing rainbows all the time, please do something constructive.
かなわぬ夢を追う代わりに、役に立つことをしてください。

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記事を書いたLukeについて

英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。