英語での日付の書き方と読み方

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

数か月前、数字での日付の書き方について話しましたが、今回は文字での書き方についての記事です。アメリカでは、数字のみじゃなく日付を書きたい場合、月→日→年という順で書きます。そして、月と年の間にカンマを入れます。例えば2012年1月20日は以下のように書きます。

January 20, 2012 もしくは January 20th, 2012
読み方:January twentieth, twenty twelve

このthは書いても書かなくても自由ですが、20がtwentyではなく序数のtwentiethということを表すので、どちらも序数としてthを付けて数字を読みます。日の略と日の読み方が分からない方のために、ページの下に図が書いてあります。

次に、イギリス式の書き方をみてみましょう。イギリス、オーストラリア、他のヨーロッパの国では日→月→年という順で日付を書きます。

20 January, 2012 もしくは 20th January, 2012
読み方 twentieth of January, twenty twelve

イギリス式の日付を読む時には、「of」を入れるという事を覚えておいて下さい。
アメリカでもイギリスでも年を発音する時に、「two thousand and twelve」や「two thousand and thirteen」とも言えます。

曜日を書く場合

日付に曜日も付けたい場合は以下のように書きます。

アメリカ式: Sunday, January 20 2012 もしくは Sunday, January 20th 2012
読み方: Sunday, January the twentieth twenty twelve

イギリス式: Sunday, 20 January 2012  もしくは Sunday, 20th January 2012
読み方: Sunday, the twentieth of January, twenty twelve

日付に曜日を付けると二つの変化が起こります。まず、日付を読み上げる時には、日の前に「the」が必要になります。そしてカンマの場所が変わります。曜日がある場合、曜日と日付の間にカンマを入れますが、曜日がない場合は、月と年の間にカンマを入れます。
上のように日付を書くのは少し時間がかかるので、月と曜日もよく省略されています。曜日の省略の仕方は以下の通りです。

月曜日 Monday Mon.
火曜日 Tuesday Tu., Tue., Tues.
水曜日 Wednesday Wed.
木曜日 Thursday Th., Thu., Thur., Thurs.
金曜日 Friday Fri.
土曜日 Saturday Sat.
日曜日  Sunday Sun.

 
曜日を省略した後の点は忘れやすいので注意して下さい。
月の省略の仕方は以下の通りです。

January Jan.
February Feb.
March Mar.
April Apr.
May May.
June Jun.
July Jul.
August Aug.
September Sep. もしくは Sept.
October Oct.
November Nov.
December Dec.

この場合も点を忘れやすいですね。

日付の省略の例

アメリカ式: Sun., Jan. 20 2012 もしくは Sun., Jan. 20th 2012
読み方: Sunday, January the twentieth twenty twelve

イギリス式: Sun., 20 Jan. 2012  もしくは Sun., 20th Jan. 2012
読み方: Sunday, the twentieth of January twenty twelve

日の略と序数の読み方
日の読み方 日の略
1日 first 1st
2日 second 2nd
3日 third 3rd
4日 fourth 4th
5日 fifth 5th
6日 sixth 6th
7日 seventh 7th
8日 eighth 8th
9日 ninth 9th
10日 tenth 10th
11日 eleventh 11th
12日 twelfth 12th
13日 thirteenth 13th
14日 fourteenth 14th
15日 fifteenth 15th
16日 sixteenth 16th
17日 seventeenth 17th
18日 eighteenth 18th
19日 nineteenth 19th
20日 twentieth 20th
21日 twenty-first 21st
22日 twenty-second 22nd
23日 twenty-third 23rd
24日 twenty-fourth 24th
25日 twenty-fifth 25th
30日 thirtieth 30th
31日 thirty-first 31st

日付について話すときに数字にth を忘れないでください。

×We will open on the 10 of April.
●We will open on the 10th of April.

25 件のコメント

  • 細かい部分があやふやだったので、とても助かりました。ありがとうございます。
    イギリス式: Sun., 20 Jan. 2012
    の場合には’the’を発音する必要がなくなるのでしょうか。

  • Hello!
    I always enjoy your articles.
    I want to ask you a question.
    “It’s like the cicadas telling me that the summer has come.”
    Is this sentense correct?
    I wanted to mean “(前文をうけて)まるで蝉が夏の訪れを告げているようだ”
    I wonder which is correct, “…..are telling….” or “…tellng…”
    I will really appreciate you if you answer this when you are free.Thank you.

  • Hello Luke,
    I have a question,
    is it necessary to put ‘and’ when you say 2012(two thousand ‘and’ twelve)?
    To say ‘two thousand twelve’ is incorrect?
    Thanks,
    Annie

  • いつもありがとうございます
    あるネットで
    I was born on October 17th
    ここでは17thの前にtheを入れて読んでわいたのですが
    My birthday in on July 6th
    この時はtheを入れていませんでした
    結局、どっちでもいいのか?ルールがあるのかよくわかりません。
    教えて下さい

  • 英語の日付表記アメリカ式で、4月12日を12thではなくスペルで書きたいのですが April twelfthと書くのは変ですか? 日にちをスペルで書く場合 April the tweifthとtheをつけますか?また、日にちをスペルで書くことは一般的ですか。教えてください!

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。