僕は、foot も leg も日本語で「あし」だと知った時、こんなにも異なる部分を同じ言葉で表して、なぜ日本人は混乱しないのだろうととても驚きました。それを日本人の友人に話したところ、「でも、足と脚の漢字が違うよ」と言われました。それ以来、脚は leg で足は foot だと認識していましたが、「足が長い」や「足の力が抜ける」などの「足」が足首からつま先までを指していないと知って、必ずしも英語の leg が脚で foot が足ではないということに気付きました。日本人は自然と「足」を使った表現が身に付いているので、「足がむくむ」などと聞いたらすぐに想像出来る思いますが、日本語を勉強している外国人は完全に混乱すると思います。
日本で「腰痛」という言葉をよく耳にして気付いたのですが、日本人は「背中」と「腰」を完全に使い分けていますね。しかし、英語で腰のことは lower back とも言いますが、 back という単語を使う方が多いと思います。それなので、腰が痛いネイティブの多くは「 My back hurts. 」と言うでしょう。日本人にとって、背中も腰も back という1つの単語で表すのには違和感を感じるのではないでしょうか。ネイティブにとって、foot も leg も「あし」なのが驚きなのと似ていますね。もし背中ではなく腰が痛いことを強調したいなら、My lower back hurts. と言うと良いでしょう。英語圏では、lower-back painという表現も使われています。
「言葉の壁」というのは、文法や単語以外にもこのような意識の違いが影響しているのかもしれませんね。
はじめまして
「痛い」をhurtsで表現するのは知りませんでした。
今まで教えてもらったのはacheだけ。
「back ache」も使えますよね?
Yes. “Back ache” is also often used. For instance, “I have a really bad back ache.”
Thank you so much.
認識の違いの面白さに気づかされました。^^
英米で腰痛がおきてマッサージを受ける時、”I’ve a severe lower-back pain.”(腰は両側なので、”severe lower-back pains”になるのでしょうか?「痛み」を一つと捉えるのでしょうか?)とはっきり言わないと腰をしっかりもんでもらえないのですね。
腹痛も胃か腸かを区別して訴えないといけませんね。
よく覚えておきます。
Thanks a lot, this article is very helpful as usual!
You would probably want to say “I have severe lower back pain on both sides.” You don’t use “a” in this case.
はじめまして。いつも楽しく読ませてもらっています。アメリカの企業で十年ほど日本語を教えています。こういった、片方の言語では当たり前のように区別するのにもう片方ではしない、という単語を日頃から集めておいて、ときどきまとめて生徒さんたちに確認しています。やっぱり混乱しますよね。
私もこちらに住んで十数年になりますが、足について話す時はいまだに口に出す前によく確認しないとだめです。とっさに「足、気を付けて」なんて言いたい時に、「レレレレ、フィ、フィート、No!! FOOT!!」なんてこともあります。
言葉を使いこなすのは大変です。Lukeさん、立派です。
Hi Hope,
It’s interesting to hear the opinion of a Japanese teacher in America. Thanks for your comment.
こんにちは。
僕は、ただいまあれ理科に留学中なのですが、
どれもタメになるので、いつも拝見させていただいてます。
質問があるのですが、
例えば、「I’m awake.」とか「She is alive.」とか
”be a+verb”の形ってありますよね。
それって何か、普通の動詞を使うパターンと違いってあるんですか?
また、ほかの”be a+verb”のパターンも出来れば、教えていただきたいです。
Do you mean verbs that begin with a? If so, they don’t differ from other verbs.
はい、その通りです。
ありがとうございます。
気づいたんですけど、
動作じゃなくて、状態を表す動詞に付くんですね。
これからも、どうか
ためになる投稿お願いします!
アメリカでした、、。
すみませんでした。