僕はよく、ど忘れをしてしまいます。買って来てと言われた物を買い忘れる、シーズン3まで観ているドラマの主人公の名前が思い出せない、今何を言おうとしていたか忘れるなど、将来が心配になるほど頻繁にど忘れをします。今回は、「忘れる」ではなく、「ど忘れ」にぴったりのフレーズを紹介したいと思います。
slip my mind
誰かの名前をど忘れしてしまった時には、slip my mind というフレーズが良いでしょう。slipには「こっそりなくなる」という意味があるので、slip my mindで頭からふっとなくなるという表現になります。
Crap! His name’s slipped my mind.
ヤバい!彼の名前ど忘れしちゃった!
completely forgot
英語では、「忘れる」よりど忘れをした時に、ネイティブはよくcompletely+forgotを使います。「完全に」という意味のcompletelyに、「忘れた」という意味のforgotを組み合わせて、「ど忘れした」という意味になります。
I completely forgot that the deadline is tomorrow.
今日が納期なの完全にど忘れしてた!
I’ve completely forgotten what I was going to say.
何を言おうとしてたかど忘れしちゃって思い出せないよ。
脳みそがおならをする?
面白い英語で表現したいなら、have a brain fart というフレーズがあります。文字通りに訳すと、「脳みそがおならをする」になります。これは少し下品なフレーズなので、使う相手は選んだ方が良いでしょう。知っているべきことを思い出そうとしますが、思い出せない時にbrain fartを使います。
Oops. I’ve just had a brain fart. I’ve completely forgotten what your name is.
あっ、今どわすれしちゃった。あなたの名前をうっかり忘れた。
mind has gone blank
一つのことではなく、突然沢山のことをどわすれしちゃった時に、mind has gone blank というフレーズが良いでしょう。a blank pageは「白紙のページ」で a blank canvas は「白紙のキャンバス」という意味になるので、自分の頭の中が白紙のように真っ白になった場合、このフレーズがぴったりです。
I’m sorry. My mind’s gone blank.
ごめんなさい。全く何も思い出せない。
皆さんもこれらのフレーズさえ覚えれば、自分が何かをど忘れしてもど忘れしたことを相手に伝えられるので安心ですね。僕はそのような状況になったら、残念ながらど忘れという日本語さえもど忘れしそうです。
I’m just same as you.
But you are young yet. I’m nearly 60 years old, I’m really afraid forgetting own name in no distant future…..