「区」を英語にする時には、 「ward」や「—ku」と言うことがよくあります。日本の住所を書く場合は、区を「ku」というふうに英語にしたほうがいいです。一方で、住所としてではなく、英文の書類やメールなどで書く場合は、「ward」と書きます。 ネイティブは「ku」という単語の意味が分からないので、区の意味を強調したい場合は「ku」という英訳を避けたほうがいいです。しかし、住所を書く時には、意味より手紙や包みが場所に届くことのほうが重要です。
実際、英語圏では国によって、「ward」の意味が変わってきます。例えば、アメリカやイギリスでは「ward」は選挙区という意味になります。でも、 「ward」は都市の地区の意味だと、ネイティブは理解しています。
それでは、住所を書く場合の区の使い方をみてみましょう。
〒100-8994
東京都中央区八重洲一丁目5番3号
東京中央郵便局
Tokyo Central Post Office
1-5-3 Yaesu, Chuo-ku
Tokyo 100-8994
ポイント:「ku」を英語で書く時には「区の名前」と「ku」の間にハイフンを入れないといけません。「ward」を書く時にはハイフンを入れません。また、「ku」は小文字で書きます。
書類で書く場合
I had an important meeting at the Sony headquarters in Minato Ward.
港区にあるソニーの本社で、重要な会議がありました。
There are 23 wards in Tokyo.
東京には23の区があります。
The ward of Minato is in the center of Tokyo.
中央区は東京の真ん中にあります。
ポイント:「ward」を英語で書く時には固有名詞に付いている場合は頭文字を大文字で書きます。一方で、固有名詞についていない場合は、頭文字を小文字で書きます。
The ward of Minato is in the center of Tokyo.の和訳が間違ってますよ。
港区は東京の真ん中にあります。