ここからはアメリカやイギリス、オーストラリアの木について説明します。科学的な名前を避けて、日常の英語でよく使う木の名前を選びました。英語の名前を使う時は、名前の後に「tree」を付けるか付けないかは自由です。以下は、木の一覧も掲載しています。
木についてのページの一覧
willow 「柳 ヤナギ」 イギリスの川沿いそばでは、シダレヤナギ「weeping willows」をよく見かけます。この名前、綺麗でしょうか。シダレヤナギの垂れている枝は川岸で泣いている女性に見えませんか。多くのイギリス人は、「willow」と聞くと、「The Wind in the Willows ― 楽しい川辺」というとても人気の子供の本を思い出します。ちなみに、この木は「willowy」という「背が高くて、ほっそりしている」を意味する形容詞に由来しています。
oak – オーク – イギリスでは、oakが一番有名な木で、国の象徴になっています。また、「oak」はたくましさと長寿を象徴しています。「The Royal Oak」という木は、イギリスにとってとても大事です。この木は、チャールズ皇太子の命を救いました。1651年に議会軍との戦いに敗れた後、彼は追いかけてきた議会軍から逃げて、この木に隠れました。そのころから、パブに「The Royal Oak」という名名を付けるのがとても人気になりました。
beech 「ブナ」 長い銀色の幹があるブナはよくイギリスの生垣で育てられるので、地方の道を運転していると、まるで気をつけの姿勢で立っている軍人のように道の両側に立っているブナをよく見かけます。
sycamore 「ヨーロッパの楓」 この木はアメリカの楓に似ていますが、残念なことにメープルシロップは採れません。
hazel 「ハシバミ」 この木は、ブナと同様によく生垣で見かけます。「hazel」の短くてほそく細く曲がらない幹は矢柄にぴったりです。ハシバミの実はとても美味しくて、クリスマスの時期によく食べられているので、現在では実を採るために栽培されています。
elm 「ニレ」 この綺麗な、優雅な木はアメリカやヨーロッパで大変好かれていますが、オランダニレ病の影響で、ヨーロッパのニレの並木道は壊滅的な被害を受けました。
aspen 「アスペン」 この木は北アメリカの寒い地域なら、どこでも見つけられます。特にコロラド州にあるアスペン市の「aspen」が有名です。この木には、魔法のような特徴が色々とあります。弱い風でも、この木は激しく震えるので、「quivering aspen」というあだなが付けられました。冬になると、雪に包まれている「aspen」はまるで寒さで震えているかのようです。
poplar 「ポプラ」 ポプラという木の属は、ヨーロッパやアメリカに幅広く分布しています。「poplar」は四つの木の種類を含みます。一つは先ほど説明した「aspen」。残りの三つはアメリカでは「cottonwood」と呼ばれています。どのポプラの葉も大きい扇子のような形をしています。
tupelo 「チュペロ」 多くのアメリカ人は「tupelo」と聞くと、値段がとても高いチュペロ蜂蜜を思い浮かべます。チュペロ蜂蜜はフロリダ州の名物で、甘い松っぽい純粋な味がします。世界の蜂蜜の中では、チュペロ蜂蜜だけは粒に結晶になりません。
maple 「砂糖楓」 多くの英語圏の人は「maple」と言われると、「砂糖楓」を考えます。この木の葉はカナダの旗に出てきて、樹液からメープルシロップが作られます。日本の楓はよく盆栽に使われるので、英語圏の人にもよく知られていますが、ただの「maple」というより「Japanese maple」と言ったほうが分かりやすいと思います。
Dogwood 「ミズキ」 この木はヨーロッパとアメリカで見かけるけど、アメリカ南部の「dogwood」は特に有名です。四月になると、南部の庭や道は「dogwood」の花で彩られます。「dogwood」はアメリカ南部の桜というふうに考えてもいいと思います。
Hickory – 多くのアメリカ人には「hickory]という木といえば、は涎が出そうなぐらい美味しいヒッコリーで薫製したバーベキューを連想します。「hickory」で薫製にした肉は甘くスモークの味がしてとてもとても美味しいですよ。
horse chestnut または conker tree 「トチノキ」 イギリス人の子供達の多くは「horse chestnut」が大好きです。「horse chestnut」の実は、「conker」と呼ばれています。この実に穴を開けて、紐を通し、「conkers」というゲームをします。目的は自分の「conker」を壊さずに相手の「conker」を壊すことです。このような理由で「horse chestnut」はとても人気がありますので、「栗」を英語にしたい時には、ただの「chestnut」ではなく「sweet chestnut」や「Japanese chestnut」と言ったほうが分かりやすいです。
Yew tree 櫟 イチイ ヨーロッパのイチイと日本のイチイは似ていると思います。イギリス人にとっては、イチイは死と強い関係があります。なぜならば、どこのイギリスの墓地に行っても、墓石の傍では、必ずイチイを見かけるからです。
Alder ハンノキ この小さい木はヨーロッパでもアメリカでもよく見かけます。 アメリカのブラックフット族は癌の治療に「alder」を使いました。現在は「Fender」というエレキギターを作成するように使われています。
willow | 柳 ヤナギ | |
weeping willow | シダレヤナギ | |
oak | 樫 カシ | |
beech | ブナ | |
hazel | ハシバミ | |
sycamore | ヨーロッパの楓 | |
elm | ニレー | |
birch | カバノキ | |
aspen | アスペン | |
tupelo | チュペロ | |
maple | 砂糖楓 サトウカエデ | |
dogwood | 水木 ミズキ | |
elderflower | ニワトコ | |
alder | ハンノキ | |
eucalyptus | ユーカリ | |
yew tree | イチイ | |
chestnut | 栗 クリ | |
larch | 唐松 カラマツ | |
giant redwood, sequoia | セコイア | |
ash | トネリコ | |
rowan, mountain ash | 七竃 ナナカマド | |
Scots pine | ヨーロッパアカマツ | |
hickory | ヒッコリー | |
walnut tree | クルミ | |
horse chestnut, conker tree | トチノキ |
How about some Latin/scientific names? This will greatly help your readers to distinguish between different types of plants.
Also, if people already know Japanese (or English), when they are doing their vocab drills they can study Latin and another language at the same time. E.g. say a Japanese person already knows the Japanese word for “sparrow”, then they could make a flashcard with one side saying “sparrow”, so they learn the English, and the other side saying “erithacus rubecula”, so they can learn the Latin.
Just a thought.
雅各
One more thought… inclusion of scientific names will give your site more traffic, as there will be more *relevant* key words on the site.
雅各
Hi James,
That’s a great idea. I shall definitely consider it!
あいうえおかきくけこさしすせそたちつてと
うんぢDF