最近リベンジという海外ドラマにハマっているのですが、今日観ていたら、
というフレーズが出てきました。これはどのような意味だと思いますか?実は「約束する」を意味しています。英語では、「約束」を意味する単語とフレーズがいくつかあるので、今回はそれを紹介します。
一番使われているpromise
もしかすると、日本人に「約束は英語で何と言いますか?」と聞いたら、一番多い回答は promise かもしれませんね。ネイティブが一番使っている英語も promise です。余談ですが、僕は最近この単語から某消費者金融業者を連想してしまいます。テレビコマーシャルの影響は大きいですね。
You promised that you wouldn’t tell anyone.
あなたは誰にも言わないと約束したのに。
I promise that I won’t ever do that again.
もう絶対にそれをしないと約束します。
約束を守る
「約束を守る」は、keep promises というフレーズがぴったりです。また、「あなた(彼、彼女など)がした約束」を表したい場合は、
keep + your/his/her など + promises
という形もよく使います。
My brother is the sort of person who doesn’t keep his promises.
兄は約束を守らない人間だ。
約束を破る
break a promise というフレーズは、「約束を破る」という意味で使われています。
No matter what happens, my sister never breaks a promise.
姉は何があっても約束を破ったりはしない。
I give you my word.
冒頭で紹介した、I give you my word.もよく耳にします。これを直訳すると「あなたに私の言葉をあげる」なので、初めて聞いたら意味が分からないかもしれませんが、これは、「私は誓う」、「固く約束する」というニュアンスで使われています。そして、I promise.より強いニュアンスになります。
I gave you my word that I would always protect you.
君を一生守ると固く約束した。
vow
vow は少し古臭い単語ですが、結婚の誓いという意味や小説などで使われています。
指切りでも使うswear
swear という単語は日常会話でもよく使われていますが、promise より真剣な場面で使います。そしてswear の過去形は swore になります。
I swear that I’ll come back to see you one day.
いつか必ず戻ると君に約束する。
また、子供同士はよく pinky swear をします。 pinky は「小指」という意味で、約束をする時にお互いの小指を絡め合い、pinky swear と言います。これは日本でいう「指切り」に似ていますね。
英語での指切りげんまん
皆さんは、子供の頃「指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ます」と歌ったことがありますか?最後は、それに似たCross my heart and hope to die, stick a needle in my eye.というフレーズを紹介します。
I’m not lying to you. Cross my heart and hope to die, stick a needle in my eye.
あなたに嘘をついてないよ。十字を切って誓ったからには死んでも良いよ、針を自分の目に突き刺すよ。
針を千本飲むのも恐ろしいですが、針を目に指すのも相当恐ろしいですね。これも子供が口頭で使うフレーズですが、「これから何かをする」という約束ではなく、「自分はこれをしていないよ」という約束でよく使われています。die と eye で韻を踏んでいるのも印象的ですね。しかし実際は、 cross my heart だけの方がよく使われています。cross my heart は胸の前で十字を切るという意味です。
いかがでしたか?相手の信頼を失いたくないというのが前提ですが、針を目に指したり千本飲んだりしないためにも、約束は守らなくてはいけないですね。ちなみに、指切りげんまんのげんまんは、握りこぶしで1万回殴る「拳万」だと知っている子供はどのくらいいるのでしょうか。僕は今日初めて知りました。
Finger crossed
とはどういう意味になるでしょうか?
fingers crossed = 幸運を祈る
ありがとうございます。
友人からfinger crossedで絶対に約束するという意味だと聞いたので!
本当の意味が分かり助かりました!(^^)