海外では、日本酒が年々人気になっています。僕が一番好きな日本酒は「獺祭」なのですが、獺祭も海外でとても人気があります。面白ことに、新世紀エヴァンゲリオンにも登場しているようですね。
一番多く耳にするのは、alcohol や drink です。
You always drink way too much alcohol.
君はいつもお酒を飲みすぎるよね。
At last, we can drink!
やっと酒が飲めるぞー!
Do you want a drink tonight?
今夜一杯どうですか?
普通の飲み物を意味する drink とお酒を意味する drink を区別するのは難しいと思うかもしれませんが、だいたいの場合はTPOで判断することが出来ます。
スラングでお酒を表すには、booze という英語がオススメです。
Do you have any booze?
何のお酒がありますか?
alcoholic beverages という英語もありますが、これは硬い英語で看板などで見かけます。
No alcoholic beverages are allowed on the train.
この電車では飲酒禁止です。
お酒は子供が飲んではいけない飲み物なので、adult beverage とも呼ばれています。
年配のアメリカ人の中では、お酒を poison と呼ぶ人もたまにいます。初めて聞いた時はかなり驚きました。
What’s your poison?
君はどんなお酒が好きかね?
皆さんは、お酒を飲むと勇気が出ると感じことはありますか?英語では、お酒を liquid courage と呼ぶこともあります。直訳すると、「液体状の勇気」になります。
Before I talk to that girl, I need some liquid courage.
あの女性と話す前に、酒を飲まなきゃ。
またイギリスで、お酒を Dutch courage つまり「オランダ人の勇気」と呼んでるのを耳にしたこともあります。17世紀、オランダはイギリスのライバルでした。そこで、オランダ人は「お酒を飲まないと勇気が出ない」という軽蔑的なジョークがイギリスで流行り、その時代から、Dutch courage というフレーズが使われているそうです。
こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!