「chance」は様々な使い方があって「可能性」、「機会」、「偶然」という意味になります。つまり、日本語としてのチャンスは英語の「chance」よりも、意味の範囲が狭くなっています。
可能性
There is a chance that I will not be able to make it to the wedding.
私は結婚式に行けない可能性がありますよ。
ここでは「chance」は可能性という意味で使われています。この場合、「there is」という形で始まる文章をよく見かけます。「no chance」という表現もよく使われています。
There is absolutely no chance of that happening.
そんなことが起こるはずがないよ。
機会
This is my chance to escape.
今が逃げる機会だよ。
脱獄しようとする時だけではなく、人に何かを勧める時やお礼をする時にもこの表現をよく耳にします。特に、「if you get a chance」という丁寧な言い方を覚えておいたほうがいいでしょう。ネイティブが人に薦める時などに、この言い方をしょっちゅう使います。
It’s been great having this chance to meet.
お会い出来て、とてもうれしいです。
If you get a chance, you should definitely go to that restaurant.
機会があったら、ぜひあのレストランへ行ってみてください。
This is a real chance for you.
これは本当にいいチャンスだよ。
偶然
「chance」を形容詞として用いると、色々役に立つ英語表現が使えますよ。
a chance discovery
偶然の発見
a chance failure
偶然の故障
a chance companion
たまたま知り合った仲間
また、「by chance」という表現は動詞を修飾することが多々あります。
We met by chance.
私たちはたまたま会った。
I came to America by chance.
偶然、アメリカに来た。
I became a writer by chance.
私はたまたま作家になったよ。
最後に「chance it」という表現を見てみましょう。「chance it」はリスクを冒して、何かをするという意味になります。
You want to chance it?
いちかばちかやってみないか。
We don’t have much time, but I think we should chance it.
あまり時間がないけど、いちかばちかやってみるべきだと思う。
上の文章の発音を聞きたい方は、是非僕のサイトへ行って下さい。
はじめまして。驚いたり、感銘を受けたり、楽しくあちこち読ませていただいてます。
5歳の息子が、ホームワークをしてるときに、簡単なミスをして、自分自身にヒステリーを起こし、物に八つ当たりしたりします。
日本語でしたら「くやしーい!」と言うのは、それほど悪い言葉でもないのですが、イギリス人はどのように悔しがるのでしょうか?
また、励ましの言葉として、「その悔しさをバネにして頑張りなさい。」と日本語ではいうのですが、Luke先生はどんな風に励ましますか?
イギリス人の親は男の子にどんな風にしてジェントルマンらしい振る舞いを教えるのでしょうか。
Luke先生はお若いようなので、子育て相談のようになってしまって申し訳ないです。