「vogue」というおしゃれな英語の意味と使い方 — 「be in vogue」や「go out of vogue」というフレーズの説明

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!


「vogue」とはどういう意味でしょうか。「Vogue」は英語圏の有名な雑誌です。また、浜崎あゆみが作った曲で、「Vogue」という言葉を耳にした日本人が多くいると思います。基本的に、「vogue」は「流行している」や「人気がある」という意味になります。英語では、「fashionable」や「popular」という言葉の意味と似ています。しかし、「vogue」はフランス語に由来する英単語なので、どちらかというと英語の「fashionable」というより「vogue」というのほうがおしゃれなニュアンスを感じます。いわゆる英製仏語でしょう。

それでは、「vogue」の使い方をみてみましょう。多くの場合、 喋る時にはただの「vogue」ではなく「be in vogue」や「go out of vogue」という表現を使います。日常、「vogue」はファションに対して使います。「be in vogue」は「流行っている」という意味です。「go out of vogue」は「すたれる」という意味になります。
皆さんが英語の発音練習が出来るように、僕は以下の文章を読み上げて、録音しました。録音したファイルは以下にあります。ちなみに、僕はイギリス人なので、発音はイギリス英語です。
(皆さんが英語の発音練習が出来るように、例文を読み上げて、録音しました。録音したファイルは以下にあります。)

This year, leopard prints are in vogue.
今年は、ヒョウ柄が人気です。

This season, boots have gone out of vogue.
今シーズンのファッション界では、ブーツは流行遅れです。

最後に何かがとてもはやっている場合は、「be all the vogue」というフレーズが使えます。

This year, black-framed glasses are all the vogue.
今年、黒ぶち眼鏡が大流行です。

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。