「chav」というイギリスのスラングを聞いたことがありますか?「chav」は学校をさぼったり、悪戯をしたりするイギリスの若者に対して使われています。日本語のヤンキーに似ていると思うので、 「chav」とは「ヤンキー」という意味だと言ってもよいでしょう。
「chav」の語源は不明ですが、一つの可能性として「子供」を意味するジプシー語の「chavi」が挙げられます。また、「chav」は「Council Housed and Violent」の略語という説もあります。「Council Housed and Violent」は少し分かりにくいと思いますが、「council house」はお金がないとか仕事をしないイギリス人が住む公営住宅です。「violent」は「乱暴な」という意味にですね。やはり、「chav」は褒め言葉ではありません!
ロンドンの暴動をニュースで見た人は知っていると思いますが、現在イギリスには若い犯罪者やギャングの問題があります。多くの場合、この人たちは「chav」です。
ちなみに、女性の「chav」は「chavette」と呼ばれています。
では、「chav」の使い方をみてみましょう。
You know what the problem with English is? Too many chavs!
イギリスの一番大きな問題を知っている? ヤンキーが多すぎるんだ!
Actually, my younger brother is a bit of a chav.
弟はちょっとヤンキーなんだよ。
Look at that bunch of chavs over there!
あのヤンキーたちを見て!
My girlfriend is a chavette!
俺の彼女はヤンキーだよ。
[…] 実は、付加疑問の isn’t it がなまったものが innit になります。innit は chav […]
つまんな
初めてchavという単語を知りました、イギリスの映画にでてくるあの悪そうな若者たちはchavだったんですね。おもしろいです!
Council housed and vandalism って言う説も聞いたことあります。