「LMFAO」の意味と使い方  メールやチャットでよく使われている英語略語

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

最近、LMFAOという略語は英語圏でよく使われるようになりました。「LMFAO」の意味は「laughing my fucking ass off」なので、「LMFAO」は少し失礼な略語です。「LMFAO」は友達の間のメールやパソコンゲームでよく見かけます。

友達は面白いことを言った時、またはばかばかしいことを言った時に「LMFAO」と答えとして書くことができます。例えば、相手は面白い冗談を言った時に、自分が大笑いしているということを伝えるために「LMFAO」と書きます。日本語にすると、「LMFAO」の意味は「爆笑」に近いでしょう。

LMFAOが略する「laughing my fucking ass off」の意味は少し分かりにくいと思います。特に、その「ass」に続いている「off」はどういう意味になるでしょう。英語では「laugh my head off」や「laugh my ass off」というフレーズがよく使われています。意味は頭やおしりが体から離れるぐらい大笑いすることです。つまり、分かりやすい英語にすると、「laugh until my head comes off」という意味です。その「fucking」はフレーズを強調する働きしかありません。
LMFAO には「laughing」という動詞があるので、通常、「I am LMFAO」や「I was LMFAO」などの形でよく見かけます。「LMFAO」だけとも書けます。では、「LMFAO」の例文をみてみましょう。

That was just way too funny! I am LMFAO.
それは面白すぎた!俺は大笑いをしているよ。

LMFAO! You suck at this game.
爆笑。お前はこのゲームで本当にへたくそです。

My friend said that Scream 2 was the best movie ever, and I was LMFAO
友達はスクリーム2がこれまでで最高の映画だった。それで、僕は爆笑だったと言った。

最近、LMFAOというアメリカのシンセポップのバンドは有名になって、「LMFAO」はさらに多く使われています。「LMFAO」というバンドも「laughing my fucking ass off」という意味になります。面白いことに、バンドの歌手のおばあさんのお勧めでLMFAOという名前が選ばれました。

18 件のコメント

  • Hi, I’m Nozomi from Japan.
    I found your amazing blog today and I liked it a lot!
    I read some articles and I learned a lot!
    Your good Japanese skill helps me to learn English.
    From now on, I would like to come here everyday.
    更新楽しみにしています。頑張って下さい!

  • わかりやすい解説ありがとうございます(*^o^*)
    おかげで謎が解けました。
    ところで、
    あなたは外国の方でしょうか?
    ところどころ日本語がおかしいのですが…。

  • Hi Luke! いつもこのサイトを参考にさせていただいています。
    他の方が日本語がおかしいと指摘されているようですが、文法的な間違いはほとんど見られませんよ!ただ、日本語は表現の仕方が多様なため、文体ごとに受けるイメージが微妙に違ってきます。(他言語でも同様ですが、日本語では特に、という意味です。) それゆえLukeさんのような日本語に長けている方でも、ネイティブでない方にとっては文単位では違和感のないきれいな文を書けるのに文章、記事単位では文体に統一感がなく、受けるイメージの違いから、なんとなく外国の方が書いた文章とわかられてしまうんですよね。でも安心して下さい、文法面、つまり文単位ではネイティブであるはずの小学生やそこらの中学生より断然素晴らしいです(笑)
    私はアメリカに滞在して半年ほどになりますが、Lukeさんの揚げ足をとれるようなヴァイリンガルでは決してありません(笑) ただいつもお世話になっているので、Lukeさんの参考に少しでもなれれば、と思い投稿させていただきました!Salut!(謎)

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。