「see ya」の意味と使い方、会話でよく使われている結び挨拶

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

「see ya」という英語を聞いたことがありますか?「see ya」は「see you」の略語で、「see you」よりくだけた英語です。「see ya」は親しい感じを与えて、友達の間でよく使われています。ネイティブ、特にアメリカ人は、「see you」を速く発音する時には、「see you」の「you」は自然に「ya」になります。つまり、アメリカ人はよく無意識で、「see you」の代わりに「see ya」と言います。また、「see ya」と「see you」を混ぜて、「see yoa」というような中途半端な発音をたまに耳にします。イギリス人も「see ya」を使いますが、アメリカ人より意図的な感じがします。

ところで、イギリス人は他の言葉にも「ya」を付ける癖があります。例えば、「hi」は「hiya」になります。「bye」は「byeya」になります。

「see ya」はメールでよく使いますが、少しわざとらしいが感じがすると思います。  なぜならば、「see ya」は「see you」の略なんですが、入力する時には、一文字しか削らないからです。それなのに、「see ya」を使うネイティブが多くいて、「see you」よりもう少し親しい感じを与えると思います。

Hey, I’ll be seeing you then.
Yeah, see ya!
じゃあ、またあとでね。
うん、じゃあね。

See you around.
See ya!
またね。
じゃあね。

See ya, then.
Yup, see ya!
じゃあね。
じゃあな!

「メールの場合」

Look forward to meeting up.
See ya,
John
また会うのを楽しみにしている。
またね
ジョン

3 件のコメント

  • 今アメリカ南部に留学中ですが、ここのサイトで書かれている生きた表現が日々生活しているなかで本当に遭遇する英語ばかりで驚きました。これからも見にきます。
    See ya

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。