OMGの意味とは、英語でのインターネットスラングの使い方

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

OMGはインターネットでよく見かける略語ですが、OMGの微妙なニュアンスとoh my Godの違いを説明します。

OMGの意味と使い方

OMGはoh my Godかon my goshの略語で、自分の興奮や驚きの感情を表します。多くの場合OMGはこの興奮と驚きが入り交じった感情です。例えば、Amazonでオンラインショッピングをしていてとても可愛いワンピースを見付け、Facebookなどで完璧なワンピースを見つけたということを伝える時には、OMGを使えます。例えば

OMG, I just saw the cutest dress.
やばい、超絶可愛いワンピース見付けちゃった。

OMGを使っている人は誰でしょうか?

OMGはどちらかというと少し女性っぽいフレーズで、若い女性がよく使うイメージでしょう。最近はメールやインターネットのチャットだけではなく、会話でも使われるようになりました。その時はO・M・Gの一文字ずつ発音します。

OMG, I can’t wait to go to the party tonight.
ハンパないよ、今夜のパーティー超楽しみ。

OMGと Oh my Godの違い

ここで注意してほしいのが、OMGはOh my Godの略語ですが使い方が少し異なるということです。まずOh my Godのほうは老若男女問わず使われているフレーズです。そして両方のフレーズで興奮や驚きを表現出来ますが、oh my Godの方はとても大きな出来事に対しても使えます。特に、ひどい目に遭った時にOh my Godと言う外国人が多いでしょう。例えば9/11のテロ事件の時、多くのアメリカ人はoh my Godと口にしました。これに対して、OMGは軽い単語で、大きな出来事が起きた時は絶対に使わないスラングです。
ちなみに、アメリカで最も人気のあるセレブのサイトはOMG!と呼ばれています。なぜなら、そのサイトのニュースを読むと、思わずOMG!と口に出してしまうくらい驚いてしまうからです。

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。