「the party’s over」の意味とは ー 楽しい時間が終わる時に使うスラング

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

最近僕はダラダラと時間を過ごしがちなので、もっとシャキッ!としなきゃなと思った時に「the party’s over 」というフレーズが頭を過ったので、今日はこのフレーズについての記事を書きます。


「the party’s over」は文字通りだと「パーティーが終わった」になりますが、ネイティブはパーティーだけに限らず、何か楽しいことが終わった時にこのフレーズを使います。例えば、仕事の昼休みが終わる時には以下のように言うことが出来ます。

Okay guys the party’s over. Let’s get back to work.
じゃあみんな、これで楽しいことはおしまい。仕事に戻ろう。

職場でなくても、気持ちを切り替えたい時にこのフレーズはとても便利ですね。

The party is over. Now the real work begins.
お遊びは終わり。ここからが本番だ。

経済の話でも「the party’s over」が使えます。例えば、バブルが弾けて不景気になった場合などです。

The party is over for America. Now we have to start paying back our debt to China.
アメリカの好況が終わり、今から我々は中国に借金を返済しなければならない。

この「the party’s over」というスラングは20世紀中頃からよく使われるようになりました。現在も様々な場面で用いられています。

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記事を書いたLukeについて

英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。