gobというスラングは様々な場面で使われていますが、このスラングには沢山の意味があるので使い方は少し複雑かもしれません。今日はgobの七つの使い方を説明したいと思います。
「唾」を意味するgob
まず唾を意味するgobを見てみましょう。通常の英語だと唾はspitですが、スラングだとよくgobが使われています。
Is that gob on your chin?
ねぇ、君のあごにツバが付いてない?
gobは動詞としても使えます。この場合、gobは唾を吐くという意味になります。
Oh my God! Did you just gob on my shoe?
うわっ!お前今俺の靴につば吐いた?
「沢山の」を意味するgob
アメリカ英語のスラングでは、gobは沢山のという意味でも使えます。
He’s got gobs of money.
彼はすっごくお金持ちなのよ。
ここでの「gob」は通常「gobs of+名詞」というパータンで使います。
「口」を意味するgob
イギリス、アイルランド、オーストラリアなどのスラングでは、gobは口という意味にもなります。この「gob」の使い方は少し失礼なので、場を選んで使った方が良いでしょう。
He’s got a big gob, so watch what you say to him.
彼は口が軽いからね、彼に何かを話す時は気を付けた方が良いよ。
「Shut your gob.」
この、「Shut your gob.」というフレーズもよく耳にします。この失礼なフレーズは「shut up」や「shut your mouth」と同じ意味になります。
Oi! Shut your gob.
おい!お前、うるせーよ。
「Gobsmacked」
突然誰かに自分の口を叩かれたら、それはそれはびっくりしますね。文字通り口を叩かれたを意味するgobsmackedというフレーズは、「びっくり仰天した」という意味になります。
I was absolutely gobsmacked!
超びっくりした!
「Gob stopper」
gob-stopperとは大きくて丸い棒付きキャンディのことです。
Oi, do you have any gob stoppers?
ねぇ、なんか大きいロリポップ持ってない?
アメリカでは、「gob stopper」ではなく「jaw-breaker」と言います。「jaw-breaker」は、顎を壊すという意味になります。
「gobby」
「gob」に「by」を付けると、形容詞になります。この場合、「gobby」は「うるさい」という意味になります。
He’s a bit gobby. He tries to impress the other lads.
彼は少し煩い。他の男達に良い印象を与えようとするのだ。
gobbyは「うるさい」とありますが、My boss is always gobby. は使えますか?
Sure, that would be fine. So long as you don’t say it to his or her face!