僕は今コンビニでおしりセレブというトイレットペーパーを見て、以前日本人の友人と電話していた時の出来事を思い出しました。
僕「さっき汐留でセレブ見たよ!」
友人「だれだれ?外国人!?」
僕「違う、名前分かんないけど日本人のセレブだよ、バラエティーによく出てる!」
友人「あぁ!叶姉妹か!」
僕「ううん、女じゃないよ、¨来るぅ〜!¨って言う人!」
友人「え、ザキヤマ…芸人じゃん!」
僕「うん、セレブじゃん。」
このかみ合っていない会話の原因は、日本人が使う「セレブ」と、英語圏の人が使う「celebrity」のニュアンスが違うことを、お互いが知らなかったからです。
There were a bunch of celebrities at the party yesterday.
昨日のパーティーには数人の芸能人がいたよ。
Are you related to any celebrities?
君は有名人の親戚いる?
冒頭に書いたおしりセレブや鼻セレブは、日本人からしてみたら高級感が伝わりつつ覚えやすいネーミングだと思いますが、英語で考えてみると実にちんぷんかんぷんですね。こういった和製英語と英語の違いはとても面白いです。
日本でいう、セレブは英語でなんて言うのでしょうか?
面白いですね。
芸能人に関してなのですが、
日本語でいう「タレント」の意味で
She is a talent. みたいな表現はできますか?
実際に日本語で「彼女はタレントです」なんて言う時は
「才能がある人」という意味ではなく
単に、テレビに出てる人、芸能人(有名でなくとも)
くらいのニュアンスなのですが。
あと、よく聞くのは”gagman” とか “gravure idol” とか、
和製英語は要注意ですね。^^;
あまり正しい知識を持たない人が、それっぽいという雰囲気だけで適当に発した言葉がそのまま流行になってそのまま定着することが多くなりました。
これはネット社会になってから顕著です。
ネットで真新しい単語が出ると、(日本人は特に流されやすいので)その言葉を鵜呑みにした者達が、そのままっ知ったかぶりの使いたがり感覚だけで二次使用、三次使用・・・として広がっていきます。
セレブもそうですが、DJポリスなどもそうですね。時代によって新しい言葉は生産されるのは賛成ですが、本当の意味をもつ正しい言葉を無視して間違った単語を平気で使うというのは問題だと思いますね。
特に今回のセレブみたいな間違った英語とか、本家英語では存在すらしない和製英語に関してはまったく不必要なこと。通じないで恥を描くし大量にある和製英語を正しく覚えなおさないといけないということが多大な無駄を生み出しています。