僕は以前アパートに住んでいたのですが、そこには様々な問題がありました。まず、壁がとても薄く、隣の部屋の人の電話の内容が分かります。ユニットバスは狭すぎて、トイレに座ると膝が壁についてしまうし、姿勢よく立ってシャンプーをすると、洗っている手が天井にぶつかります。
しかし、もっと大変だったのは虫です。網戸を閉めているのに、どこからともなく虫が現れます。そして、そろそろ引っ越そうかなぁと思った途端、追い打ちをかけるかのように様々な虫が現れました。これは昆虫学者にとっては楽しいかもしれませんが、僕にとっては戦いでした。前に書いたネズミの記事を読んでくれた人は分かるかもしれませんが、ネズミも出ました。しかし大変だったのはそれだけではありません。
そしてそれから数日後、荷物の整理をしていてテニスボールをたまたま床に置いたら、ボールはゆっくりと壁まで転がっていきました。思わず「Oh no…」とつぶやいていました。そうです、僕の借りたアパートは傾いていたのです。その、ピサの斜塔のようなアパートにはThe Leaning Apartment of Tokyoというあだ名を付けました。
そんな僕は最近、マンションで快適に暮らしています。まだ細かい定義は分かりませんが、日本でのアパートとマンションの違いを、身をもって知ることが出来た気がします。
貧乏コラムが書き終わったので本題に入ります。
アメリカでは、日本でいう豪華なマンションも、僕が住んでいたような安いアパートも、apartmentといいます。
I live in a really luxurious apartment in Manhattan.
私はマンハッタンの高級マンションに住んでいる。
I have a tiny little apartment in Tokyo.
僕は東京にとても小さなアパートの部屋を持っています。
イギリスではアパートとマンションを、「flat」といいます。
Have you bought a house yet?
No, I’m still renting a flat.
最近家買ったの?
ううん、まだアパートメントを借りてるよ。
ちなみに、apartmentとflatは部屋のことを指すので、アパートやマンションの建物自体を表したい場合は、apartment buildingかblock of flatsといいます。
There is a huge block of flats by the river.
川の近くにとても大きなマンションがあります。
そして、英語でのmansionですが、ディズニーランドに行った事のある方はホーンデットマンションを思い出してみてください。あれは大きなお屋敷でしたね。つまり、英語でmansionというと屋敷という意味になるのです。ですので、
I live in a mansion.
とネイティブに言うと、屋敷に住んでいる富豪だと思われてしまう可能性があります。
もしかすると、英語では、日本語のようにマンションとアパートの違いを表せない事を不便に感じる日本人もいるでしょう。そんな時は、mansion blockというイギリス英語が役に立つかもしれません。mansion blockはイギリス英語で、a large block of flats=大きなマンションという意味になります。実は、日本語のマンションはこのmansion blockに由来しているのです。
こんにちは。いつも楽しませて頂いています。
ルークさん、住んでいたアパートは災難でしたね^^; 私の実家はとても田舎なのですが、真夏はたまにムカデが出ます。。。
ところで、アパートとマンションの違いなのですが、ルークさんの記事が少し気になったのでコメントします。
日本で言うアパートとマンションの違いは、ただ大きい、小さい、費用が高い、安いで区別されているわけではないみたいです。そこでアパートとマンションの大きな違いの一つは、マンションには、最初の大きな入り口が一つある、というところです。それに比べてアパートは、階段を上りそれぞれの家の玄関につきます。マンションには各家の玄関の前段階に、そのマンションの出入り口であるドアが一つあるんですね。
わたし、とっても説明が下手なのですが、おわかりいただけたでしょうか^^;
では、次の記事楽しみにしています!
Mako
We call those apartments ‘condo(=condominium)’ in Canada. We say condo or high rise. I think we don’t need to care if it’s アパート or マンションoutside Japan.
Thanks for telling me about Canadian English!