「after that」の意味と使い方

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

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英語圏のネイティブは友達と話をしている時に、「after that」というフレーズをよく使います。「after that」はいくつかの出来事を伝えたい時に、「after that」を使って、その出来事を時系列にまとめます。日本語の「それから」や「その後」の意味に似ているでしょう。「after that」は「afterwards」の意味にも似ていますが、より強く前後の文章を接続します。

(皆さんが英語の発音練習が出来るように、例文を読み上げて、録音しました。録音したファイルは以下にあります。)

1. We went to the movies. After that, we had dinner at a posh French restaurant.
映画を観に行った。その後、上品なフレンチレストランでご飯を食べた。

「after that」の「that」は前の出来事を指しています。上の文では、「that」は「映画に行くこと」を指しています。

2. After going to the movies, we had dinner at a posh French restaurant.
映画を観に行ってから、上品なフレンチレストランでご飯を食べた。

1番目と2番目の文章は同じ意味ですが、2番目の文章にはちゃんとまとめられた感覚があります。しかし、話している時は、文章をまとめる時間がなくて、考えたことをすぐに口に出します。そのため、「after that」はとても便利な言葉で、ネイティブがよく会話で使うフレーズです。

3. I went to the bakery and bought some bread. After that, I met one of my high school friends. After that, I went to the supermarket. And after that, I went home. All in all, it was a bloody tiring day.
私はパン屋さんでパンを買った。そのあと、高校の友達と会った。そのあと、スーパーに行った。そして、帰った。結局、めちゃくちゃ疲れた日だった。

上記の例文を見ると、「after that」は何回も使えることが分かるでしょう。

3 件のコメント

  • これはいいですね!!
    使い方を知らなかったのですごく勉強になります。
    ありがとうございます。
    また時々拝見させて頂きますので
    更新を楽しみにしております。
    頑張ってくださいね。

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。