「as well as」の意味と使い方、「and」と「as well as」の違い

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

「as well as」は「and」という意味になりますが、ネイティブは何かを強調したい時に使います。たとえば、以下の二つの文を見て下さい。

He is intelligent and handsome.
彼は頭がよくてハンサムです。

He is intelligent as well as handsome.
彼はハンサムな上に頭がよいです。

「and」を使うと、「intelligent」と「handsome」だけを伝えて、特に何も強調しませんが、「as well as」を使うと、彼はすばらしいというニュンスがあります。つまり、最初はその男性はハンサムだけだと思ったが、より深く知ったら、その人は賢いと分かりましたということです。ですので、「as well as」でその二つの特徴を持つのはすばらしいということを強調します。そのため、「as well as」は日本語の「だけではなく」、「のみならず」、「はもちろん」というフレーズに近いです。「as well as」は以下の語順で使います。

。。。A + as well as + B 。。。

注意するポイントは、「as well as」でAに重点を置いています。

She can speak Spanish as well as French.
彼女はフランス語も話せる上に、スペイン語も話せます。

My friend has been to India as well as Japan.
友達は日本にもインドにも行ったことがある。

2 件のコメント

  • こんにちは。LUKEさんの説明はニュアンスの違いがとても分かりやすくて、なるほど!と思い、英語学習しています。ネイティブの人が良く使う、as well について質問です。besidesとの使い方の違いも教えてください。サイトでの解説楽しみにしています。

  • Lukeさんのおかげで、気になっていたモヤモヤがたくさん解消されて、スムーズに勉強することが出来てます!
    これからも応援しています!

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。