「Luke」の記事

文化

ビールを英語で注文するには、どのようなフレーズが必要でしょうか

先週、ドイツのミュンヘンに行ったので、ビールについての英語を紹介したいと思います。ドイツでは、ビールを売るときにはliter「リッター」で測っていますが、英語圏の国では、pint「パイント」を多く使い、パイント単位のグラスでビールを飲みます。そして、通常そのグラスをglassではなくて、pintと呼んでいます。ビールを注文する時には、Can I have a glass of beer? は正しい英語ですが、Can I have a pint of beer? のほうが自然な英語になります。   バーやパブでは、通常いくつかのビールの種類から選ぶことができます。注文時には、ビールの名前や種類をよく使います。  

フレーズ

「鮨詰のように混んでいる」は英語でなんというでしょう

僕は日本の電車に乗る時には、鮨詰のように混んでいるというフレーズを思い出します。このフレーズは東京のラッシュ時の電車を表現するには、ピッタリでしょう。ロンドンやニューヨークの地下鉄は日本の地下鉄ほど混んでいないかもしれませんが、それでも十分に混んでいます。このような状態を英語で表すには、どのようなフレーズが良いでしょうか。実際、英語でも同じ表現があります。それは、packed in like sardinesです。イワシの缶を開くとたくさんのイワシがぎゅうぎゅうに詰まっていることはどこの文化にとっても印象的でしょう。

文化

同音異義の英語と同音異義の親父ギャグ

発音が同じですが、スペルが違う英単語が沢山あります。これらの単語は英語で、homophone と言います。homophoneはラテンに由来していて、「同音」という意味になります。たとえば、「天気」を意味するweatherと「~かどうか」を意味するwhetherは同音異議です。僕は小学校のころ、これらの単語のスペルによく混乱してしまいました。たとえば、今日はいいお天気ですね。を書こうとして、whetherを書いたのです。ネイティブの小学生はこのような間違いをよくしますが、日本人は英語を習う時にこのような間違いをあまりしないようですね。

スラング辞典

psychの意味とは、心理学を意味するpsychologyに由来するスラング

今日はpsychと関連する3つのフレーズを紹介したいと思います。 psyched、psych out そして psyched upです。 英語にはstokedやpumped upの様に、興奮を表現するために使う面白いスラングがいっぱいあります。今日は、面白い歴史をもったpsychのような単語について話したいと思います。実はこのスラングは「心理学」というい意味のpsychologyという単語を短くしたものなのです。20世紀初頭に、「精神分析を行う」という意味のpsychoanalyzeという動詞を短くした形のものとして使われるようになりました。今では、psychはそういった用法では使われていません。 psych out 1930年代にpsych outというフレーズは使われ始めました。今日ではこのフレーズも耳にすることが多いと思います。これは相手の裏をかくもしくは相手を知恵で負かすという意味で、相手を威圧するまたは相手の自信を挫くということです。なぜ意味が変化したのかは定かではありません。おそらく誰かにpsychoanalyzeしすぎると、その相手が精神的に威圧されて自信をなくすからではないでしょうか。スポーツや競技について話すときには psych out することが多いでしょう。 Before I play a game of chess, I try to psych out my opponent. チェスの試合に挑む前に、対戦相手を威圧しようとする。 受身形のget psyched outもよく使われます。 The other basketball team had so many tall players we got psyched out. 他のバスケットボールチームに背が高い選手がたくさんいたので、僕たちは萎縮しちゃった。 My cat gave up his fish because the…

フレーズ

long shotは昔帆船に関する用語だったけど、現在どういうふうに使われているでしょう。

long shotは帆船の戦艦があった頃から使われるようになりました。昔の戦艦の大砲では正確に別の船に当てることができなかったので、通常近くから撃つ必要がありました。遠くから別の船を撃つことにはメリットがありましたが、外れる可能性はとても高かったです。大砲を使う時代はもうずいぶん前ですが、このフレーズはまだよく使われています。

文化

侍、芸者、忍者は英語でいつ頃使われるようになったのでしょう。この3つの単語の歴史を見てみると、日本と英語圏の国の関係を紐解くヒントになると思います。

青い線:samurai 赤い線: geisha 緑線:ninja 侍、芸者、忍者という単語は英語でいつ頃使われるようになったでしょうか。今回、Google Ngramのデータで、英語でsamurai、 ninja、geishaという単語が1850年から2010年までの間にどれぐらい使われているかを分析してみたいと思います。データを見る前は、英語で一番よく使われているのはninjaだろうと思いました。ハロウィンに忍者の仮装をするアメリカ人が沢山いるからです。

スラング辞典

19世紀の英語のスラング

この間、ソア橋というシャーロック・ホームズの短編小説を読んでいました。この短編小説は探偵小説上の「密室殺人」というジャンルにおける好例です。容疑者の一人は金鉱王というあだ名があるアメリカの上議員です。そして、彼はホームズとの会話で、boomingという単語を使いました。僕は、この単語の使い方に対して違和感を感じたのです。それでこれが19世紀のスラングだと気付いたのでした。大昔のスラングについて考えるのは面白いなと思って、これ以外に19世紀のスラングの中で現在も使われている単語がないか探しました。