「Luke」の記事

スラング辞典

TPO、PA、ICの意味 ー 和製英語の罠

もしネイティブに「Depending on the TPO, choose your clothes carefully.」と言ったら、ネイティブは理解に苦しむと思います。なぜなら、日本でよく使われている TPO は、和製英語だからです。 time:時間 place:場所 occasion:場合 この3つの英単語から成り立つTPOは「時と場所、場合に応じた方法・態度・服装等の使い分け」という意味で使われていますね。この和製英語は僕も重宝しています。 そして、日本の高速道路で目にする PA と IC もネイティブには通じません。日本ではよく parking area を省略したものを PA と表しますが、英語圏で PA は「放送設備」という意味になります。日本でも、「俺はライブハウスでPAやってるよ」のように、ライブや音楽が好きな方はこの使い方を知っているのではないでしょうか。ちなみに、英語で PA を使う場合は system を付けます。 There was an announcement on the PA system. 放送設備で発表がありました。 そして interchange を省略した IC と、service areaを省略した SA も英語圏では使われていません。

ボキャブラリー

「my pleasure」の意味と使い方、「my pleasure」と「the pleasure is all mine」の違い

英語では、「thank you」と言われたら、「my pleasure」という答えが通常です。「my pleasure」は「どういたしまして」という日本語に似ていて、「it was my pleasure」と略します。「my pleasure」で、何かをしてあげたが、相手より自分のほうが喜んでいるという気持ちを表します。

スラング辞典

「wanna」の意味と使い方、「want to」と「do you want to」の略語

英語のネイティブが速く話している時に「want to」は「wanna」と省略して発音します。さらに「wanna」は「want to」より書きやすい言葉なので、携帯メールなどでもよく使われています。「wanna」はくだけた英語で、スピーチなどのフォーマルな場面では、「wanna」は使わないほうがいいです。

スラング辞典

「bummer」の意味と使い方、がっかりした時に使う英語のスラング

僕は、昔「bummer」というスラングはお尻を意味する「bum」に由来すると思っていましたが、実際「bummer」は「ぶらぶら歩く」を意味する「bummler」というドイツ語に由来します。「bummer」は不運な出来事に対して使う形容詞です。「bummer」は日本語の「参ったな」に結構似ていると思います。たとえば、

スラング辞典

「suck」の意味と使い方、ジャズに由来する英語のスラング

昔のアメリカのジャズの世界では、上手にトランペットなどを演奏できる音楽家に対して「吹く」という意味がある「blow」を使いました。一方で、下手な音楽家に対して「吸う」という意味がある「suck」を使いました。下手な音楽家はトランペットなどを吸っているように演奏しているからです。スラングの「suck」はこの使い方に由来します。

スラング辞典

「sick」の意味と使い方、「cool」に似ている最近使われるようになった英語のスラング

英語で、「sick」という英語の形容詞は「病気の」や「気味の悪い」というネガティブな意味で使われていますが、最近は、「sick」は「最高」という意味でも使われるようになりました。 危ないを意味するsick 「sick」は以前から使われている「cool」や「awesome」の使い方に似ていますが、「sick」には「新しい」、「初めて見た」というニュアンスがあります。たとえば、友達が新しい靴を買って、その靴が今まで見たことがないデザインの場合、「sick」というスラングがぴったりです。

スラング辞典

「downtown」の意味と使い方 ー アメリカの繁華街

「downtown」はアメリカでよく使われているフレーズで、都心や繁華街という意味になります。つまり、「downtown」は、レストランや店などが多くある賑やかな都市の地域です。「downtown」はいつも楽しく、賑やかなところというイメージがあるので、アメリカ人は遊びたい時には、以下のフレーズをよく使います。

ボキャブラリー

「rather」の意味と使い方  — 上流階級と庶民の言葉遣いの違い

「rather」という副詞は形容詞や他の副詞の意味の強さを調節する働きをします。「rather」は「いくぶん」や「多少」という本来の意味ですが、「rather」は「quite」、「fairly」、「pretty」に比べると、もう少しフォーマルな印象を与えます。「rather」にはイギリス人の上流階級が頻繁に使う言葉の一つというイメージがあります。だから普通のイギリス人は上流階級のイギリス人のまねをしたい時には、「rather」をよく使います。僕は、昔上級階級の志望者だったので、この使い方が好きでした。