c’monの三つの意味 〜 come onの短縮形

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

英語のネイティブは「come on」を速く言うと「c’mon」になります。なのでネイティブは話し ている時には「come on」も「c’mon」も特に区別しません。「come on」と同様、「c’mon」 も「急いで」や「こっちに来て」という意味になります。例えば、友達がダラダラしていて遅 刻しそうな場合、以下のようなフレーズを言えます


C’mon! What are you waiting for?
急いがないと!何を待っているの?

また、相手を納得させたい時や励ます時にも「c’mon」をよく使います。この場合の「c’mon」 は「ほら」に似ているでしょう。

C’mon, you can do it!
ほら、頑張ろうよ!

最後に、相手をなだめる時にも「c’mon」と言います。この場合の「c’mon」は、「心配する な」や「大丈夫だよ」のようなニュアンスです。

C’mon, it’s okay. Everything will work out.
心配いらないさ、大丈夫。きっと全て上手く行くよ。

5 件のコメント

  • コメントをどうぞ

    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。