「conkers」というイギリスの子供のゲーム

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

「conkers」というゲームを聞いたことがありますか? イギリスの子供の間では、「conkers」はとても人気があります。「conkers」は二人でするゲームで、必要な物は栃の実とひもだけです。

  ゲームをするために、まず栃の実に穴を空け、ひもを貫通させ、ひもの下を結びます。そうすると、栃の実は「conker」になります。一人の子供は栃の実をぶら下げて停止させ、もう一人が、片手でひもの部分を持ち、もう片方の手で自分の栃の実を相手の栃の実にぶつけて割ろうとします。栃の実はとても固いので、何回ぶつけても、相手の栃の実は割れません。
  なぜこの単純なゲームが子供の間で人気があるかというと、子供達はできるだけ一番頑丈な栃の実を探すからです。そして、見つけたら慎重に穴をあけます。少しだけ栃の実をオーブンで焼くとより固くなると思っている子供がいます。でも、栃の実を焼けないほうがいいと思っている子供もいます。僕は後者でした。
https://youtu.be/3_j4BtYGufY

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記事を書いたLukeについて

英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。