「dawn」の意味とは 比喩的な使い方と動詞での使い方

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

dawn
通常、dawnは「夜明け」という意味になりますが、dawnは比喩的な使い方もあるので、今回 はdawnの様々な使い方を説明してみたいと思います。では早速ですが、dawnの本来の意味で の例文を見てみましょう。

It’ll be dawn soon.
もうそろそろ夜が明ける。

I work from dawn to dusk.
私は夜明けから日暮れまで働く。

そして、dawnを比喩的に使う場合は、「始まり」という意味で使われることが多くあります。 これは小さな何かの始まりではなく、革新的な始まりを説明するために使います。

This is the dawn of a new era.
これは新時代の始まりです。

The iPhone one was the dawn of a new way to access information.
iPhone 1という物は情報に新しくアクセス出来る方法の幕開けでした。

この比喩的なdawnの使い方は、夜明けを意味するdawnと異なり、定冠詞のtheと一緒に使いま す。
次は、動詞のdawn onを紹介します。dawn onは「分かり始める」や「やっと気が付く」とい う意味になります。

It dawned on me that the plan was never going to work.
この企画は上手く行くはずはないと気が付きました。

It finally dawned on him.
彼はようやくその訳が分かりました。

通常の場合、主語の「it」を使い、「it dawned on」といいますが、「the truth dawned on」と いうフレーズもよく耳にします。

The truth gradually dawned on him.
徐々に真実が見えてきた。

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。