2011年を祝うために、「elevenses」と「at the eleventh hour」という、11に関する英語の言い方の意味と使い方を説明します。

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

At the Eleventh Hour

2010年が終わり、2011年になりましたので、今回は、「at the eleventh hour」という英語の言い回しを紹介します。「at the elventh hour」の意味は「ぎりぎりまで」、「瀬戸際になって」、「最後の瞬間で」です。時間がなくて、ピンチになって、すぐに何かしないといけない時に、この言い方がぴったりです。

例文

She made her escape at the eleventh hour.
彼女は、瀬戸際になって逃げた。
He made a decision at the eleventh hour.
彼は、最後の最後で決定した。




Elevenses

「elevenses」という英単語は、イギリスでよく使われています。イギリスでは、多くの人は朝の11時になったら、紅茶を飲みながら、軽い食事をとります。この時のことを「elevenses」と言います。
例文

I’m feeling a bit peckish. When are we going to have elevenses?
ちょっと小腹が空いてきた。お茶の時間はいつ?

ちなみに、「peckish」という英単語の意味は、「hungry」に似ていますが、お腹が少しだけ空いている時に使います。

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記事を書いたLukeについて

英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。