僕の周りには、メールをmailと訳す人がよく居ます。しかし実はこの英語は間違っています。メールは和製英語なので、日本人の言うメール、つまり電子メールはemailになり、mailという英単語は郵便を意味するのです。
Did you get the mail I sent you?
俺が送った手紙届いた?
I check my email about a hundred times a day.
私は1日に100回ぐらいメールを確認するよ。
日本の会社では、毎日何万人もの社員がemailとmailを混同してしまっているのではないのでしょうか。この間違いはメールに関する単語に対しても同様の事が言えます。例えば、メールアドレスを訳すならmail addressではなく、email addressになります。mail addressだと、住所という意味になってしまうので気をつけて下さい。自分は携帯電話のメールアドレスを聞いてるつもりでも、相手は住所を聞かれてると思ったら、相手は何事かと思ってしまいますよね。
郵便
airmail :エアメール、航空郵便
direct mail, DM:ダイレクトメール
そして、mail orderというフレーズを辞書で調べると「通信販売」という言葉が出てきますが、多くのネイティブにとってmail orderとはカタログで商品を注文する事なので、amazonなどのインターネットのストアで商品を注文する事は、online shoppingと言います。
電子メール
email account :メールアカウント
inbox :メールボックス
email magazine:メールマガジン
こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!