「even」には二つのイメージがあります。一つは「平等に何かをすること」や「平等なこと」で、もう一つは「何かを強調したい場合」です。
まず、一つ目の使い方を見てみましょう。
何かを平等に配分する時に「distribute evenly」といいます。
We should distribute food to the refugees evenly.
難民に食物を平等に配分した方が良い。
また、「an even game」は「互角の試合」という意味になります。
For the first 15 minutes, it was an even game.
最初の15分間、その戦いは互角だった。
Please do the problems only on even pages.
偶数ページだけの問題を解いて下さい。
次に、「even」を使ったフレーズを見てみましょう。
「get even with」は仕返しをするという意味になります。例えば、幼少時代に自分を苛めていた相手に、大人になってから仕返しをする場合、以下の様にいいます。
Tomorrow, I’m going to get even with all the people who bullied me when I was a kid.
明日、子供の頃僕を苛めてた奴等に仕返しをする。
そして、仕返しをしたら、「now we’re even」や「now I’ve got my own back」と言うことが出来ます。
Now, we’re even!
これでチャラだ!
次に、二つ目の使い方を見てみましょう。この場合、「even」は文章の意味を強調する役割りをします。ですので、多くの場合「even」がなくても文章の意味はあまり変わりません。これは、日本語の「さえ」や「すら」に似ているでしょう。例えば、とても簡単なことを表す場合、「even a child can do that」というフレーズをよく耳にします。しかし、この文章では「even」を入れなくても大丈夫です。
A child can do that.
Even a child can do that!
子供でもそれぐらい出来るよ。
子供ですらそれぐらい出来るよ!
このように「even」を使う時は、自分の判断を少し入れています。つまり、何かに対して良い、もしくは悪いと思っている時に「even」が使えるのです。上の例文では、大人なのにとても簡単なことも出来ないので、これを良くないことと判断し、「even」を使っています。
Cats can take a nap even for just a few minutes.
猫は数分の時間でも昼寝が出来る。
この例文では、猫はこのような凄いことが出来るので、「even」を使っています。
I don’t even feel the slightest bit of anger towards you.
あなたに対して少しの怒りも感じていないよ。
上の例文は、相手が怒るようなことをしたのに、自分は怒っていないという、良いことを強調しているというニュアンスになります。
最後に、「even」は「更に」という意味でも使えます。この場合、何かを比較したい時に使います。
You look even more beautiful than you did yesterday.
昨日のあなたは綺麗だったけど、今日のあなたは更に綺麗に見えます。
上記の使い方の場合も、evenがなくても意味はそう変わりませんが、「more」の意味を強調しています。
When we use “even” to stress some sentences, where actually should we put it in the sentences?
英語の勉強で切羽詰まったときでも
Lukeさんの分かりやすくて
カラフルなここを読んでたら
また英語の楽しさを思い出して頑張れます!♡(T ^ T)
me too ~(^-^)v
こんにちは(*^^*)
検索してこちらに流れてきました。
とてもためになるサイトですね。
ところで
even’mを検索していたのですが、どのような意味なのでしょうか?
または、どのように使うのでしょうか?
よろしければまた教えていただけないでしょうか?
ある動画(YouTubeの動画作成者の質疑応答動画)で、
A: Can you even?
B: Can I even what? What can I even?
というのがあったのですが、これはどういった意味でしょうか?
よくわかりました!ありがとうございました。