皆さんが使っている「Google」はどういう意味でしょうか?

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

昔のグーグルのページ

ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンはグーグルの創設者で、自分が作ったサーチエンジンにどんな名前を付ければよいのかと色々考えて、「BackRub」という名前にしました。「back rub」は背中を摩るという意味になります。でも、なぜ「back rub」はサーチエンジンに関係があるかというと、ペイジとビルンのサーチエンジンは「backlink」というリンクの種類を使っていたからです。

しばらくして、ページとブリンはサーチエンジンの名前を変えようと決めて、「Google」という名前にしました。実際、「google」という言葉には意味がなく、ペイジとブリンは「googol」という名前を使いたかったのですが、サイトを登録した時にスペルミスで、「google」と打ち間違えてしまいました。つまり、「google」の名前はペイジとブリンのスペルミスから生まれたのです。
「googol」はとても大きい数字で、1に0を100つけた数です。つまり、1「googol」は10, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000になります。
「Google」の本社の名前は「The Googleplex」で、「googleplex」は「googol」より大きい数字で、1010100と表します。その数字を書こうとしたら、サイトは壊れてしまうかもしれません。笑

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。