「Groundhog Day」の意味、アメリカでは2月2日はグラウンドホッグデー

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

「Groundhog Day」というエキセントリックな祭りでは、天気の占いをします。「groundhog」は大きなリスに似ている動物で、アメリカの東海岸やカナダでよく見かけます。「woodchuck」という名前でも呼ばれます。「Groundhog Day」の朝には、沢山の人がグラウンドホッグの巣穴の周りに集まります。グラウンドホッグが巣穴から出る時に天気が曇っている場合は、春は早く始まります。一方で、グラウンドホッグが巣穴から出る時に天気が晴れている場合は、冬は後6週間続きます。やはり、この祭りはエキセントリックですね。

1993年の「Groundhog Day」という映画が出てから、「Groundhog Day」はより人気が出ました。現在、一番人気な「Groundhog Day」の祭りは、Punxsutawney, Pennsylvaniaにあります。もし、ペンシルベニア州に住んでいる読者がいれば、今日はきっと面白い観光ができるでしょう。
しかし、「Groundhog Day」の正確さはとても低くそうです。アメリカのNational Climatic Data Centerによると、Groundhog Dayの正確さは39パーセントに過ぎません。

ちなみに、この英語のグラウンドホッグについての早口言葉を知りますか?

How much wood would a woodchuck chuck
if a woodchuck could chuck wood?
A woodchuck would chuck all the wood he could
if a woodchuck could chuck wood.

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記事を書いたLukeについて

英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。