今回はハリーポッターの呪文と魔法に関する記事です。この記事では、ハリーポッターに出てきた一部の呪文をリスト・アップしています。これらの呪文は主にラテン語に由来していますが、一目見ただけでは英語のネイティブもこれらの呪文の意味は分からないでしょう。しかし少し考えると、これらの呪文に関する英語は沢山あります。そしてこれらの呪文は主にラテン語ですが、ラテン語を起源とするロマンス語と日本語の母音は似ているので、カタカナの発音は大体当たっていると思います。
記事の目次
簡単な呪文
Lumos ルーモス:光よ
Lumosという呪文は初心者向けの魔法です。この呪文を唱えると、杖に明かりを灯すことができます。lumosは光を意味するラテン語ですが、イルミネーションや照明を意味するilluminationという英語はlumosに由来しています。
Nox ノックス:闇よ
lumosの次はnoxを覚えたほうが良いでしょう。lumosで明かりを灯したら、noxでその明かりを消すことがで出来ます。つまり、noxはlumosの反対呪文なのです。noxは闇や夜を意味するラテン語で、夜行性を意味するnocturnalが語源になります。
Reparo レパロ:直れ
何かが壊れた時には、Reparoという呪文がぴったりです。この呪文を掛けたら、壊れた物を直すことが出来ます。しかし自分の杖が壊れた場合は、友達の杖を借りないといけませんね。reparoは直すを意味するrepairに関係があります。
Accio アクシオ:来い
Accioは呼び寄せの呪文です。つまり、離れた場所の物体を自分の側に呼び寄せることが出来ます。僕はテレビとエアコンのリモコンが遠くにある時には、この魔法を使います。今のところ、関連している英語は考えられません。
Ascendio アセンディオ:昇れ
Ascendioは自分を浮上させること出来、ハリーは湖から脱出する時にこの魔法を使いました。僕はどうしてもベッドから出られない朝はこの呪文を唱えます。
中級の呪文
数年間魔法を勉強した人は、これらの呪文をやっと練習できるようになります。
Incendio インセンディオ: 燃えよ
対象を炎上させたい時にはこの呪文を唱えます。incendioはラテン語で、incendiaryは「放火の」という意味になり、発火装置を意味するincendiary deviceという英語はよく使われています。ちなみに、炎上させられた場合はAguamenti(アグアメンティ:水よ)という反対呪文を唱えると、杖の先から水を噴出させることが出来るので、それもセットで覚えた方が良いでしょう。
Stupefy ステューピファイ :麻痺せよ
この呪文で、対象を失神させることが出来ます。失神したら何も出来なくなるので、戦闘中この魔法はとても役立つでしょう。stupefyは英語で、ぼーっとさせる、もしくは仰天させるという意味になり、多くの場合形容詞の働きをします。例えば、a stupefying amount of moneyはびっくり仰天するような大金という意味になります。
Mischief managed! いたずら完了!
ハリーは忍びの地図を使い終えると、地図を羊皮紙に戻す為にこの呪文を唱えます。Mischiefはいたずらという意味になり、 managedは完了したという意味なので、通常の英文法だと、I have managed to do this mischief.になります。
Reducto レダクト:粉々
この呪文で対象物を粉々に破壊することが出来ます。通常、reductionという英語は「減らす」という意味になります。
Sonoros ソノーラス:響け
Sonorosの呪文を唱えると、自分の声をメガホンのように響きます。これはラテン語ですが、よく「朗々とした」を意味する英語のsonorousに似ています。例えば、a sonorous voiceはよく響く声という意味になります。
Expelliarmus エクスペリアームス:武器よ去れ
戦闘の時この呪文はとても役に立ちます。Expelliarmusを唱えると、対象の持つ武器や杖を強制的に吹き飛ばせるからです。これは放出するを意味するexpelという英語に関連しています。
難しい呪文
Expecto patronum エクスペクト パトローナム:守護霊よ来たれ
これはハリーの得意な呪文の一つで、この呪文を唱えると、杖から白い光が出て、守護霊を創り出すことが出来ます。守護霊は自分の精神状態を反映するので、呪文をこの唱える時は楽しかった事や幸せなことを思い描きます。ハリーの守護霊は大鹿で、僕の守護霊はシマリスです。
Obliviate オブリビエイト:忘れよ
obliviateは自分が恥ずかしいことをしてしまった時にとても役に立つ呪文です。この呪文では対象を錯乱させます。Lockhard先生はこの呪文が得意でした。 英語のobliviousはobliviateに関連します。obliviousは「忘れている」や「気が付かない」という意味になります。例えば、「My child is oblivious to what is going on around him.」 は、「俺の子は周りの状況に気が付かない。」というように使います。
Avada Kedavra アバダ・ケダブラ : 死の呪い
これは、死の呪いでavada kedavraはウォルデモート卿が得意な、許されざる呪文の一つです。avada kedavraの呪文を唱えると、相手の命を一瞬で奪います。 もちろん、僕は人間に対してこの呪文を唱えたことはありませんが、ゴキブリを部屋で見付けた時には、この呪文を唱えます。しかしavada kedavraは英語ではなく、本当にあった古代のアラム語の呪文なので、皆さんがこの呪文を唱えた場合どうなるかは保障出来ません。
ちなみに、ハリーポッターのホグワーツの意味は「イボだらけのイノシシ」ですが、その理由が分かりますか?
ルークさん、いつも楽しく拝見しております。2013年の初更新でしょうか?
寒い日が続いておりますので、ご多忙とは存じますが、くれぐれもご自愛ください。
Hi Yurimio,
Yes, that’s right. This is my first post of the year. Sorry for making you wait.
you are so funny 🙂
Thanks!
I want to be able to use magic too !!!
I hope that my guardian deity is a blue whale. :)))
Your patronus? That would be nice, but it sounds like it would be quite difficult.
Hi Luke,
Greetings from California!!
I love this post!!!
This is so interesting as, you know, we generally don’t have any Latin knowledge!
I have one question.
I go to Yoga lessons regularly and sometimes the instructors say something like
“Your left/right leg is engaged.” when that leg must be strong to sustain that pose.
How do you think we could translate this??
「足に効いていますね」??
I’ve never heard of the word “engage” in this context.
I would appreciate if you help me on this!
or maybe you can write about different usages of this word sometime in the future?
Thank you!
Hi Ayako,
Thanks very much. I’ve never taken a yoga class before, but I suppose that usage of engage just means “use”. Maybe 「足に効いていますね」is more like 「you can feel it in your legs, can’t you」. I hope that helps.
I watched “Harry Potter and the Deathly Hallows (part 1)” on TV last Friday.
Next Friday, the final movie(part 2) is televised!.
こないだの金曜日、ハリー・ポッターの「死の秘宝1」がTVで放映されていました。
今週はいよいよ最終章「死の秘宝2」がTVで放映されます。
良いね!
~(∵(~
アバダ・ケダブラ
ハリーポッターを読む中で、呪文が何語なのかいつも気になっていました。
ルークさんのおかげで呪文について理解できたので、ホグワーツを卒業したら、ホグズミードにでも行って、バタービールを飲みながら友人に教えてあげようと思います。
私は才能持ち主です本物杖の呪文教えて