本によりますと、ロウェナ・レイブンクロー教授はイボ wart だらけのイノシシ hog に湖の隣の崖まで案内してもらえるという夢を見て、学校の場所と名前 hog + wart = Hogwarts を決めました。
ホグワーツほど豪華な学校とイボがあるイノシシのギャップは興味深いですね。
僕が考えらえる説は、昔から、wart「イボ」と魔法は強く関われていました。中世時代、魔女と魔法使いはイボがあると思われていて、裁判などでは魔法使いと魔女を確認するためには、イボを探していました。ですので、イボがあるイノシシは魔法と関わっているでしょう。
そもそもJ・K・ローリングが初めてHogwartsという名前を使いたかった理由は友達と一緒にキューガーデンというイギリスの植物園に行って、ユリを見ました。そのユリの名前はホグワーツだったので、インタビューによると、学校の名前をホグワーツにしたと言いました。
英語では、wartはイボだけではなく、他のフレーズでも使われています。例えば、「ありのままに」を意味するwarts and all というフレーズです。
Tell it to me warts and all!
ありのままその話を教えて!
ありのままその話を教えて!
I want him to accept me warts and all.
彼は自分の欠点を含めて自分の全てのことを認めてもらいたい。
彼は自分の欠点を含めて自分の全てのことを認めてもらいたい。
また、心配性は英語で、worrywartと言います。
Don’t be such a worrywart.
そんなに心配しなくていいよ。
He is such as worrywart.
彼は本当に心配性!
ホグワーツ学校の近くのHogsmeadeとい町もあります。meadeは「はちみつ酒」という意味ですので、ホグズミードも面白い名前でしょう。
ちなみに、ハリー・ポッターの呪文で英語が勉強できます。
こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!