「Indian summer」の意味、また「Indian summer」の使い方を示す例文

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!


「Indian Summer」という表現は「小春日和」という日本語に近いです。「Indian summer」は晩秋から初冬にかけて、穏やかな暖かい天気を示しています。たまに、英語では「Indian summer」は比喩として使われていて、「ルネサンス的な」という意味に近いです。

それでは、「Indian summer」はどうしてインドが関わっているのでしょうか? 実は、「Indian summer」はインドではなく、アメリカインディアンのインディアンです。Daniel Boorstinという作家によると、晩秋になったら、アメリカインディアンの襲撃が多くなって、この時期は「Indian summer」と呼ばれています。
以下に「Indian Summer」を使う例文があります。
(皆さんが英語の発音練習が出来るように、例文を読み上げて、録音しました。録音したファイルは以下にあります。)

It’s a balmy Indian summer day today.
今日は暖かい穏やかな秋の日だよね。

I wonder if this Autumn we will have an Indian summer.
今年の秋は小春日和になるかな。

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記事を書いたLukeについて

英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。