もうすぐお盆休みですね。これから海外旅行に行く方や、海外から帰ってきた方もいるのではないでしょうか。
皆さんは、海外旅行で時差ぼけになったことはありますか?僕はアメリカに帰省する度、毎回時差ぼけに悩まされます。「時差ぼけ」という日本語は面白いので好きなのですが、英語では 「ジェット機」を意味する jet と、「ずれ」を意味する lag で出来た jet lag という言葉で表します。ジェット機に数時間乗ってどこかへ行くと、体内時計と現地時間のずれが生じることから jet lag と呼ばれるようになりました。
I’m having trouble sleeping because of jet lag.
時差ぼけのせいでちゃんと寝られない。
jet lagの使い方
jet lag の使い方は、主に3つのパターンがあります。
名詞
have + jet lag.
形容詞
I/you/sheなど + am + jet-lagged
I/you/sheなど + get + jet lag
My friend doesn’t get jet-lagged even when he goes to Japan.
友人は日本に行っても時差ボケにならない。
時差ぼけが治る
「時差ぼけが治る」は recover from jet lag で、「時差ぼけを解消した」は get rid of jet lag になります。
It takes me ages to recover from jet lag.
時差ボケが治るにはかなりの時間がかかる。
Did you get rid of your jet lag?
No, I’m still jet-lagged today.
時差ぼけは解消された?
ううん、まだ今日も時差ぼけだよ。
イギリス英語: 上記の例文の「長い時間がかかる」を意味する it takes me ages は、イギリス英語でよく使われています。
日本人は recover という動詞を使う際に、前置詞のfrom を忘れてしまいがちなので注意しましょう。
時差ボケでぼーっとしている時には?
I’m sorry. I’m completely out of it because of jet lag.
ごめん。時差ぼけで頭がぼーっとしてるの。
これらの使い方さえ覚えれば、海外に行った時はもちろん、日本に来た外国人との会話のきっかけにもなるでしょう。
毎日とても暑いですが、皆さん体調を崩さないように気を付けて下さいね!
こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!