本来、nitpickingとは人の頭からシラミの卵を取るという意味になりますが、現在はつまらぬあら探しをするという意味で使われています。シラミの卵はとても小さく髪の毛に強くくっ付いているので、nitpickingをする時には髪の毛を一本一本見て、爪で卵を取らなければなりません。nitpickingには細心の注意が必要なので、現在の英語では、人の態度や行動などに対して細かい問題点を探し、それを批判するという意味になります。これは日本語でいう、重箱の隅をつつくという表現に当てはまるでしょう。
My mum nitpicks pretty much everything I do — from how I clean the dishes to how I sweep the floor.
皿の洗い方から床の拭き方まで、母は僕がすることをほとんど全部批判する。
You are such a nitpicker!
お前は批判的なやつだな!
Nitpicking is a bad habit.
つまらぬあら探しは悪い癖だよ。
イギリス人は相手を批判する前に、I don’t want to nitpick, butというフレーズを使います。このフレーズは、あなたを批判したくないけど、批判せざるを得ないというニュアンスになります。
I don’t want to nitpick, but you really should get a proper job.
こんなこと言いたくないけど、あなたにちゃんとした仕事をしてほしいの。
いつも楽しみにブログを拝見させてもらってます。ところで質問なのですが、拭くはwipeで、掃くがsweepなのでは?それとも同じように使えるのですか?