昨日、読者から質問がありました。以下の例文では、なぜ「of」が使われるのでしょうかという質問でした。
I am glad to be of service.
お役に立てて光栄です。
I am happy to be of help.
お役に立てて嬉しいです。
A dictionary can be of great use when writing.
何かを書く時には辞書は本当に役に立ちます。
慣れていない人にとっては、この「to be」と「of」の組み合わせはやっぱり変な感じがしますよね。多くの場合、「of」は二つの名詞との間に置きます。例えば、a piece of pie 「一切れのパイ」。また、動詞の前にも使います。例えば、「I dreamed of you – あなたについての夢を見た」。でも、「happy to be of help」という使い方は全く違いますね。
最初は、私はこの質問に答えようとした時には、「be+形容詞+of」の例を考えました。皆さんはこの使い方を知っていますか?
She is jealous of my success.
彼女は僕の成功をねたんでいる。
I am afraid of mice.
鼠が怖い。
この場合、この「of」+「形容詞」+「be」の組み合わせを一つの動詞として扱います。 つまり、
am afraid of = 怖がる
is jealous of = ねたんでいる
このコツで同様に色んな英語の形容詞を動詞として使えます。 また一方、「happy to be of help」の構文は違いますね。これは「形容詞+be+of」の順番ですね。でも、「to be of service」や「is of help」という組み合わせを他動詞として扱うと、使い方がより分かりやすくなると思います。
最後にひとつ、この「of」の使い方は、「役」という漢字の使われ方に似ていると思います。「to be of help」と「to be of service」には、「人を助ける役を演じる」という意味があります。そして、「to be of use」には「役に立つ」という意味があります。この説明で、「of」の使い方について、多少の理解が深められたことを願っています。
Hello Luke! またまた助けになるご説明ありがとうございました。丸暗記するよりかなり頭に残る気がします。他にも、特に冠詞の説明等をとり上げて下さって嬉しいです。
このところイギリス英語にハマっており、今年初めにこのサイトを知って以来楽しみにチェックさせていただいてます。リンクで紹介されていた BBC World Service からイギリス北部のラジオ局に行き、違ったイギリス英語を聴いて喜んだりしています。(笑)ではでは。
Hi Kaho,
Thanks so much for your comment! I am glad that you found the article about the BBC World Service useful. You can listen to it now on your iPod too. See you around!
Luke
Hi Luke,
The sense of a word of ” help ” on the sentence ,” I am happy to be of help.” similar to a word of ” support “.
I think that ” help ” on ” Can I help you?” has the same sense.
However,you usually use not ” support “,but ” help “.