昔、年取った人達はよく「old person」と呼ばれていましたが、現在は「old person」と呼ばれるのを嫌がる人が多くいます。この「old person」の代わりになる英語はどのようなものかというと、一般的に「elderly person」もしくは「older person」が丁寧な呼び方です。「older person」は比較級なので、「その人がoldなのではなく、若い人に比べると年上」という意味になります。なので、この呼び方の方が失礼がないと思っているネイティブが多くいます。
There are lots of old people in Ueno.
上野には年寄りが沢山います。
上記の例文より、以下の二つの言い方のほうが丁寧ですね。
There are lots of elderly people in Ueno.
There are lots of older people in Ueno.
上野に高齢者が沢山います。
どちらかというと、「elderly person」より「older person」のほうが丁寧ですね。
そして最近は、「senior citizen」という呼び方が一番丁寧だと思っている人が増えてきています。
Senior citizens wield a lot of political power in Florida.
フロリダ州では高齢者は政治力を振る。
ありがとうございます!とても役に立ちました:)
最後の例文の訳ですが、wieldはここでは「(力などを)ふるう」だと思いますよー(^ー^)
テストでold peopleって書いたのですが、正解ですか?
[…] […]
elderって定年迎えた位の老齢の人に使う感じがするのですが
アイドルグループで年齢高めの若手じゃない組に対してelder teamと呼ぶのは正しいのでしょうか?
10年ほど前、日本人が「老人」を英語で seniorsと訳しているのを見て、なんかちがうなあと感じたのだけど、アメリカ英語では正しいということを、ずっとあとで知りました。やっぱり日本人の英語はアメリカ式が普通なんですね。
ぼくは子どもの頃にイギリス人女性が The Happy Prince を朗読しているのを聴いて以来、イギリス英語の魅力にとりつかれてしまって、英国のラジオやテレビ番組で英語を学習していたので、今でもアメリカ式の英語に違和感を感じることがあります。
seniors には違和感を感じるけれど、senior citizens なら、たしかに「お年寄りの方々」という意味に取れますね。