英語のスラングの多くは、ヒップホップの文化やアメリカの若者の間から生まれたものですが、実はイギリスの上流階級の人々から生まれたスラングも沢山あります。その中でも有名なスラングのひとつは、Oxford “-er”と呼ばれているものです。これは、「オックスフォード大学のer音」という意味なのですが、昔からイギリスの上流階級の人々は様々な単語に er か ers を付ける癖がありました。このスラングは特にオックスフォード大学で使われているので Oxford “-er” と呼ばれています。Oxford “-er” の使い方は、最後の音を取り er か ers を付けるだけです。
David Beckham – > Beck – > Beckers
Oxford “-er” と呼ばれていますが、実際は上記のようにほとんどの場合 er ではなく、ersを付けます。しかしスポーツの場合は、er になります。
現在イギリスの首相は David Cameron ですので、Oxford “-er” で表すと首相の名前は Camers になります。同様に、Britney Spears は Britters、David Beckham は Beckers になります。
上記のような人名の Oxford “-er” は、よくイギリスの新聞で目にします。
the Bodlehian library といいますが、学生たちはよく Boddersと呼びます。そして
Jesus College というオックスフォード大学のカレッジは Jeggers になります。
イギリスでよく使われているその他の Oxford “-er”
朝ご飯:breakfast = brekkers
シャンパン:champagne = shampers
スポーツに関する the Oxford “er”
上記の例では、ers を付けていますが、スポーツの場合 er を付けます。
バドミントン:badminton = badder
ラグビー:rugby = rugger
実は日本人は日常的にOxford “-er” の単語を使っています。それは「サッカー」という単語です。
サッカーのフォーマルな英語は、「協会式フットボール」を意味する association football なのですが、その association から soc を取り er を付けたものが、soccer になります。
イギリス人は現在 soccer ではなくfootball と呼ぶので、footerというスラングもよく耳にします。
Oxford “-er” は友人の名前に er を付け、ニックネームにする使い方もあるので、是非皆さんも使ってみて下さいね。たとえば、田中さんは Tanakers になり、一郎くんは Ichers になります。ちなみに僕は Lukers になりますが、イギリスで生活してた頃はなぜかそう呼ばれるのがあまり好きではありませんでした。
だから、ラガーマンというのですか!?
I’m not sure. That’s the first time I’ve heard that expression.
footballをなぜサッカーと言うのかと常々思っていましたが、「なるほど、そういうことか!」と合点が行きました。^^
いつもながら、ありがとうございます。
No problem!
アメリカ英語とイギリス英語の違いがわかって面白い❗️そう言えば、ロンドンに留学していた時に新聞読んでて、単語の後ろによくer eraがついていて、なんだろって思ってたけど、これ読んで、あぁなるほどって思いました(・ω・)ノ
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動画の英語もすごく聞き取りやすいです★ サッカーの語源、初めて知りました!
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