watch out forはよく耳にするフレーズですが、使い方は意外に難しいです。
記事の目次
「注意する」という意味のwatch out for
誰かに何かを注意してほしいときに、watch out for と言えます。特に「危ないものに対して気をつけて」ということを伝えたいときに使います。このようなときに、be careful of とも言えるでしょう。
You should watch out for cars.
車に気をつけた方がいいよ。
Watch out for the sharks when you swim.
泳ぐときにサメに注意してね。
危険が差し迫っている場合、Watch out! とだけ言います。
Watch out!
気をつけて!
「目を配る」という意味のwatch out for
相手が大変なことに遭わないように注意するという意味で使います。これは「かばう」や「保護する」という日本語に近いです。
このような場合、以下のパターンを使います。
I try to watch out for my little brother.
私は弟に目を配るように心がけている。
We always try to watch out for each other.
僕たちはいつもお互いに目を配るようにしている。
★ このような場合、We’ve got your back.やWe’ve got you.というスラングも使えます。
「有名になる人」という意味のwatch out for
これから有名になりそうな人、これから成功しそうな人、ポップスターのたまごなどに対して使います。
以下のパターンのようにwatch out forの前にtoをつけて、説明したい名詞の後に使います。
He is a singer to watch out for.
彼はこれから有名になりそうな歌手です。
She is a manager to watch out for.
彼女はこれから出世しそうなマネージャーだ。
この文法はちょっと分かりにくいと思いますが、 to watch out for は that we should watch out for という英語を略しているというふうに考えられます。たとえば、He is a singer that we should watch out for.です。
「危ない人」という意味のwatch out for
最後に、注意人物に対してもto watch out forが使えます。危ない犯罪者、嫌なことをする人、いじめっ子などに対して使います。
That mean teacher is someone to watch out for.
あの卑劣な先生は気を付けたい人物です。
Five scammers to watch out for
注意すべき5人の詐欺師
watch out forは意外に複雑なフレーズです。ですから、Watch out for mistakes when you use “watch out for.”「watch out for」を使うときには、何を言い表したいかに注意してくださいということですね。
勉強になります!